蚊に対する傾向と対策とは? 夏ミカンの皮が良いらしい?
そろそろ蚊が出てくる季節になりました。
そこで今日は蚊に対する傾向と対策をお知らせいたします。
蚊のエネルギー源は糖分で、普段は花の蜜などを吸って生活しています。メスだけが産卵のための栄養源として吸血し、人が出す炭酸ガスや皮膚のニオイ・温度を感知することで吸血源を探し求めます。
☆彡蚊に刺されやすい人&時
➀刺されやすい順にO>B>AB>A型の順と言われています。
➁体温が高い人
蚊は温かいものに寄ってくる性質がある。
・妊娠中の人
妊娠後期には呼吸が2割増え、呼吸中の湿気と二酸化炭素が増加します。蚊はそれらに食欲を刺激されるのです。
➂蚊は明るい色や電気の周りに集まっているイメージがありますが、実は暗い色を好みます。
➃ストレスがなく代謝が良い人
蚊は人間がストレスを感じたときに出す物質を嫌います。
「蚊に刺されにくくなった」という人は、知らぬ間にストレスを抱えているのかもしれません。
➄運動後や、飲酒した時、入浴後
蚊が人や動物に近づくのは、呼気に含まれている二酸化炭素や乳酸に反応するため。
☆彡蚊をそもそも発生させないための方法
蚊は水たまりから発生する。
蚊は、卵からサナギまでの1週間から2週間は、水の中で生活しています。成虫になると1ヶ月くらい生きています。メスだけが産卵のために吸血します。
蚊の発生源である水たまりをなくす対策が基本
幼虫(ボウフラ)は、全て水の中にいるので、水たまりをなくせば蚊は発生しません。
【具体的発生源】
・古いバケツなど水のたまった容器
・ポイ捨てされた空き缶、空き瓶など
・放置された子供の遊具(砂場用のバケツ、シャベル、プラスチック製の自動車乗用遊具のいす)
・園芸用の植木鉢の受け皿、庭の汲み置き水、放置のジョウロなど
・雨よけシート(ブルーシート)の窪みに溜まった水
・古タイヤ
・側溝や雨どいの詰まり
・竹やぶの竹の切り株
☆彡蚊に刺されないための対策
①虫除けスプレーを使う
②長袖、長ズボンを着用する
アウトドアでの活動や庭仕事の場合、虫刺されを防ぐには、まず服装に気を配ってください。
③耳元で蚊が"ぷ~ん"と飛ぶ音を聞いたらテレビをつける
蚊は暖かいものに近寄ってくる習性がある。
➃扇風機を利用する
蚊の飛行能力は時速2.4キロメートルとかなり低いため、扇風機で風を起こせば蚊は寄りつかない。
⑤飲み残しのビールや炭酸水などを部屋に置いておく
蚊は、人体から発散する熱や匂い、炭酸ガスなどに反応して近づいて来ます。
➅アロマの香りを広げる
植物の香りがもつ効果のなかに、「忌避(きひ)効果」というのがあります。
➆※夏ミカンの皮の汁を肌に塗る。
夏ミカンなどの柑橘類にはシトロネールという成分が含まれていて、蚊はこの成分を嫌う性質があります。
「蚊をたくさん入れた容器の中に、1分間腕を入れで実験したところ、何も塗らなかった場合には13か所も蚊に刺されたのに、夏ミカンの皮の汁を肌に塗った場合には1か所も差されませんでした。なんとゼロだったのです。」素晴らしい。
伊東家の食卓で大成功でした。
☆彡刺された場合のかゆみを抑える方法
①絆創膏やテープを貼る
刺されたところを空気に触れなくすることで、かゆみを防いでくれます。
30分くらい放置しておけばかゆみが収まる、テープを取ってしまいましょう。
②患部を冷やす
③爪でバッテンをつける
刺された部分に爪で跡を付けるという対策は定番。
十字や×印、「井」の形に跡を付けると、痛みが勝ってかゆみを忘れられます。
④石鹸の泡を塗る
刺されて五分以内に効果のある方法です。
石鹸を泡立てて、泡を刺された部位に塗り、水で流すだけです。
⑤蒸しタオルをあてる
40~50度の蒸しタオルで、蚊の唾液内の酵素は効果を失う。
刺されてすぐに処置すると、かゆみが出ません。
⑥患部をバナナの皮でこする
バナナの皮をこすりつけると、かゆみを緩和&保湿してくれる。
⑦患部に塩を揉み込む
蚊に刺された場所は弱酸性になっているので、弱アルカリ性の塩を塗りこむと中和され、かゆくなりません。
⑧紅茶などのティーバッグをあてる
腫れを抑える効果があるほか、タンニンがかゆみ成分を取り除く。
⑨レモンやライムの汁を塗る
柑橘類の皮や汁にはかゆみを取る作用や、抗菌効果もあります。
ハチミツを塗るのもアリ!
ただし、日焼けしやすくなるので、必ず室内でやること。
※夏ミカンの皮の汁を肌に塗る。
更に乾かした夏ミカンの皮を焼くと蚊取り線香の代わりになります。
夏ミカンなどの柑橘類にはシトロネールという成分が含まれていて、蚊はこの成分を嫌う性質があります。